SHOJINのJUKU(熟)

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「自己PRは自分から自分のことは話さないで良い」(結構ひねり技)

今回は「自己PRは自分から自分のことは話さないで良い」(結構ひねり技)という内容で綴ってみようと思います。

私は普段からこういった「自己PR」の指導とレクチャーや「オーディション対策」などの講義を行うことが多いのです。

特にここ数年は僕が勝手に思っているだけか?「ダンサー」という仕事より多くお仕事いただけてます。実のところ申しますと、仕事を通して(ダンスレッスン)体調管理などをしていたので、若干のデブ化と、柔軟性の低下を感じる今日この頃・・・

さて、話ずれましたね、では今回のテーマ
「自己PRは自分から自分のことは話さないで良い」(結構ひねり技)
について綴って参ります。

 あ!あくまでもかなり私の思考に偏った内容ですので、現在オーディションや、面接などで「ちょっと頭を抱えてしまっている!」そんな方への変化球的な参考になればと。(しかし私はこれを普段から実践しています

エントリーシートって?(答え合わせの・・・)
■実は自分で言わなくても良い事
■自分で思っている事や考えたことは話さない方がいい
■普段の行動パターンではなく、昨日どう過ごしたか、この前の休日は!
■相手に何を届ける?自己PR発表になっていないか?
■本当の意味での第一印象

エントリーシートって?(答え合わせの・・・)

オーディションや就職面接などで必要な書類の一つにエントリーシートがあります。
・写真(顔・全身)
・個人情報(住所・学歴・キャリア・家族構成など)
・志望動機
・特技:趣味
・自己PR

まあ、こんな感じでしょうか?
書式によって差もありますし、業種や目的別に項目も増えたり減ったりするとは思いますが、文字情報(テキスト)を通して先方に自分のことを伝える。
もちろんエントリーシート1枚のキャンバスとして「絵」的に評価・判断する場合もあります。
これに関しては今回の内容から少しズレますので、別の機会に!

とりあえずですがエントリーシートを通して面接官は
・あなたがどういう人か? 
・あなたのおおよそのイメージ
を、今までのオーディション等で出会った人たちや面接官の今までの経験値を元にある程度値踏みをした状態であるということを理解しておくと良いのではと思います。例えば、面談のときに初めてエントリーシートに目を通したとしても、一瞬でその作業は面接官の頭の中で行われます

文字(テキスト)データではありますが、ここを基準にオーディション・面談中のコミュニケーションや実技の判断で、ある意味「答え合わせ」が始まります。

■実は自分で言わなくても良い事

おそらく面談は簡単に自己紹介して(名前や出身などを伝える)その後自己PRに入ると思いますが、
・特技
・趣味
・過去の事

この辺りは話さなくて良いです。全部エントリーシートに書いてありますよね?それを再度聞く事は、面接官にとって「無駄な時間」になる場合が多いのです。それよりも、もっと君のことが知りたい!そう思っていると思いませんか?
それよりも、
・なぜその事務所に入りたいか?
・なぜその仕事に携わりたいか?

そんな熱意を語った方が印象も良いですし、それよりも何よりも、本心からそれを語っているあなたの表情がキラキラするはずです。

■自分で思っている事や考えたことは話さない方がいい

ただし、  自分はこう思っています、などの思考の傾向や、誰々にこう言われるので、こういう性格です!的な他人の評価(学業や技能評価は別)は、本来のあなたではない場合があります。また、あなたがなりたい自分になるために「作り上げてしまっている自分」かもしれません。面接官があなたとのコミュニケーションを通してあなたを判断します。例えばあなたがオリンピックの金メダリストだったり、何度も月に行ったことのある宇宙飛行士でもない限り、百戦錬磨の面接官を唸らせるのは相当難しいと思います。こういった面談・オーディションでは面接官に与えた印象が全てであり、結果なのです。

■普段の行動パターンではなく、昨日どう過ごしたか、この前の休日は!

これは超極論です。
”私は普段・・・ではなく。昨日母とデパートに出かけてこんなことがあり、母と大笑いしながら買い物してきました。そのときいつも気になっていたケーキ屋さんで待望のスペシャル・・・を母と食べました。少し高級なお値段だったので、お店の近くに着いたあたりから、母に「少しお腹すいたね?」「最近ケーキ食べてないなー」「お母さんもたまには贅沢しなきゃ?」と伏線を貼りつつ・・・そしてさぞ偶然にもケーキ屋さんが現れての如く!もちろん母は気づいていたと思うのですが・・・”
 こんな話を笑顔で目の前でしてくれたら、あなたはどんな気持ちになりますか?
・え?何いってるの?今面談中だよね?
なのか
この子はとっても明るく話せて、家族とも仲良くやっている人なんだなー
どっちに思うかはその面接官の判断ですが、

一緒に仕事がしたい

そういう人を獲りたい!のではないでしょうか?いきなりそんな話したら流石にびっくりさせてしまうと思うけど、為人が伝わる事はとても重要です。できるだけ最近の出来事!「昨日は一日中寝てました」「友達少ないので外にも出ませんでした」そんな人に魅力は感じないと思います。でも、ひょっとすると家は出なかったけど、オンラインでいつも仲の良い10人とゲームして、イベントで勝った。ということだと話は変わってきますよね!。コロナ禍だし!自分ではゲームなんて・・・そう思わないでください。これって結構素敵なことだったりしますよ!流石に去年とか、1週間前のことはNGです。

■相手に何を届ける?自己PR発表になっていないか?

自分を良く見せよう!そういう心意気はありです!が、嘘は簡単に見透かされます。そして作ってきた自己PRを頑張って披露する感じになっていませんか?

頑張って自己PR練習したんだなー!

これが伝わってもね・・・。普段の刺激が少ないなら、刺激を探しに出かけましょう!何も行動せず、ただ頭で過去の知識を掘りまくり、答えが出ず悩みまくっている人いませんか?そんな人材を先方は欲しがりますか?
・出来ない
・わからない

・知らない
・動いていない
混同させていないですか?
その全ては面接官や、あなたが目指す業界に届いてますよ!良いも悪いも届いてしまいます。

■本当の意味での第一印象

結構裏技的と思いきや、かなり実践向けでしたが、参考になりますでしょうか?結局のところ、面接官の前に立った瞬間の見た目、でほぼ全て見透かされます。そして挨拶の時の声。若々しく緊張も、緊張して噛むのも、悪い印象ではないです。どんな状況を伝えてしまっているか?そんなことを考えると案外答えは早いかもしれません。

第一印象などに関してはまた別の機会で。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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ハギワラ菖仁でした

感謝です。